森岡歯科ブログ BLOG

飲み物と、含まれるお砂糖の量について

まだ肌寒い日が続いてますが、春の訪れまでもう少しですね。
先日、当院の前院長が
〈嗜好飲料中の糖分量とPH〉についての講習会に参加しました。

そのお話の内容が面白かったので、今回少しお話させて頂きます!

私たちは普段から水以外(嗜好飲料)のさまざまな飲み物を口にしています。
お茶やブラックコーヒーなど甘くないものから、
ジュースや炭酸飲料など甘味のあるものまで多くの種類がありますね。

今回触れるのは、後者の糖類を含む嗜好飲料(アルコール飲料を除く)です。
これらの中で日常的に飲んでいるものはありますか?
また、この中には実際どれくらいのお砂糖が入っていると思いますか………??
【糖類を含む嗜好飲料】
①スポーツドリンク  ②レモンティー  ③紫の野菜ジュース  ④炭酸レモン
⑤サイダー  ⑥コーラ・炭酸グレープ・乳酸菌飲料(カ○ピス)
⑦100%果汁ジュース  ⑧乳製品乳酸菌飲料(ヤ○ルト、ピ○クル)

各飲料を500mLで比べた際、お砂糖の多い順は⑧→⑦→⑥→⑤→④→③→②→①となります。

この中で糖分量を比較すると、
乳製品乳酸菌飲料(ヤ○ルト、ピ○クル)が最も多いというので驚きですよね。

次に実際の砂糖の量がこちら!
①スポーツドリンク

⑥コーラ等

⑧乳製品乳酸菌飲料

「なんだ、こんなもんか〜!」「思ってたより少ない」と感じた方もいますよね。
しかし、成人の砂糖の摂取量は、1日25gが目安と言われています。

なので500mlを飲み干せば1日の摂取量を簡単に超えてしまいます。

近年、清涼飲料水を水代わりにぐびぐび飲む方も増えています。
口にする回数が多いほど、歯の表面が「溶けだす」時間が長くなり、虫歯になりやすくなります。
または量が少なくても、お口の中に糖分が残っている時間が長いほど、虫歯になるリスクが高まります。

① スポーツドリンクや③紫の野菜ジュース、⑧乳製品乳酸菌飲料などは、
「腸や身体の健康」や「スポーツ時の水分補給」
「体調が優れない時のミネラル補給」などといった理由で
お子さんに積極的に飲ませているという方も、多いかと思います。

飲んだあとは口をゆすいだり歯磨きをし、歯の再石灰化がスムーズに行われるよう
心がけましょう。

コロナ禍で免疫を落とさないために、丁寧なお口のケア&バランスの良い食生活を!

管理栄養士:小井田

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